カッコ悪く起業した人が成功する

タイトルどおり、起業関連の本です。

著者/鈴木健介

レコード会社のディレクター、後にプロデューサーを経てフリーとなって独立

その後アメリカ保険会社で働き脱サラして貿易会社を起業。一時期は年商14億円の売り上げを誇る会社となるが色々あって倒産・破産をさせている。

その後はアウトソーシング会社を起こして、自身の経験から起業家のアドバイザーとして講演・セミナーをしているという方。

今回の本は著者が経験した「倒産・破産」を元に、

起業計画・起業するまでのプロセス・起業立ち上げ・事業初期・事業拡大時・事業の終わり

のテーマで「やっちゃいけないこと・やるべきこと」の二つに分けて細かな話が書いてある内容です。

起業を志す人にとってためになる本だと思いました。

Contents

・本業(目的)の手段を計画する。

大きな目的があって、それを達成するために手段を色々変える必要があるわけですね。

やっちゃいけないことの項目に「好きなこと・得意なことにこだわる」と書いてあります。

最近思ってましたが、僕の同感です。

ちょっと前までは自分が今までいた業界の中で考えていましたが、それだと視野が低くなることに気付きました。

・優先順位の確認

起業するにあたりこの優先順位という物があるということです。

それは商品・資金・人・客ということです。

盛田さんの本だったかな?「人・物・金」って言葉は知っていましたが、+客ですね。

この四つの優先順位はどれかって話です。

・規制緩和の裏を読む

起業をするにあたり、関連法規を調べることの大切さがわかりました。

法改正が行われる背景を「なぜ?目的は?」としっかり調べる必要がありますね。

・事業計画書を作成する

事業計画書とは起業の設計図な訳ですが、それを二枚用意することの大切さがこの章でわかりました。

・資金準備

自分で用意した資金のほかに他から借りる際の注意と方法を記しています。

当たり前ですけど友人を保証人にするのは駄目ですよって事も一般的な意見と融資側サイドの視点からも書かれていて、コレはなるほどなと思いました。ちょっと視野が広がった気がします。

・所在地を戦略的に決める

自分の会社の場所はどこにするかって話です。

僕は出来ることなら自宅兼事務所がいいなぁなんて思ってますけどね。

この場所の設定が後々の人材採用(募集する側の心理)に影響をあたえているようでして、採用広告を出すエリアも細かく書かれています。なるほど。

・商品を間違えるな

「商品」と「製品」の区別がアナタはできますか?僕はコレを読むまでわかりませんでした。

テニスのスクールで言えば、製品がコーチ・インストラクター。商品が会社一丸となってコーチ・インストラクターの仕事をサポートしたり、PRする事の追求と言えるのかな?

なぜテニスに置き換えたかと言うと、テニスが好きだからw

ここの話は自動車のフォード・GMや日産・ルノーといった事例でわかりやすく解説されていました。

・全ては営業から始まる

この章では営業の大切さについて書かれています。

全てを営業に丸投げするわけじゃなくて、皆でサポートすることが大事というわけですね。

日本の会社って営業の仕事を下に見る傾向がありますよね?偏見ですかね?

営業は常に募集されている職種ではあるから「誰でもなれる仕事」とは思いますが「誰にでも出来る仕事ではない」と思います。

営業だと思っていたことが実はただの「御用聞き」になってるだけなのでは?と。

この違いがわかったおかげで「営業」の本質に少し近づけた気がしました。

・媒体を決める

広告の媒体をどうしていくかってことです。

広告にかける経費はきりがないですが僕もやるとしたらなるべく費用は抑えたいと思っていました。

その効果的な広告の打ち方とルール。お金がかからずに広告できる「口コミ」での注意点がわかりとても為になります。

・従業員の教育

応募に来た人間を「合板」と「生木」に例えて分けてどっちなのか考えるという面白い話。

最近はどこも合板を求めている風潮ですよね・・・。

どちらにもやっちゃいけないのは集団催眠のような研修のようです。

・成長する会社組織つくり

会社に入ってしまえば、安泰だ~。って成長をしなくなる人間もいます。

その人自身のパーソナルにも問題ありなわけですが、会社の方針というかシステムがぬるま湯になっていくみたいですね。

アメリカの会社を例に挙げて、どんどん切磋琢磨していく組織つくりを紹介しています。

ちなみにアメリカと日本での雇用条件の差はあるわけですが、今回のお話なら日本でも取り入れることが出来そうです。

・事業を整理して出なおす

この章でも一つの案として事業売却が出ていました。

しかし、タイミングが大事なようで成長中に売れるかどうかがポイントのようです。

いずれにせよ会社を一つの商品として育てていくという考え方はだいじなようですね。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする